このノートは料理を始めた頃に私に母親がくれたレシピメモのようなものです。

その冒頭に書かれていた文を読みながら、あの頃の私はあくせくと料理を作っていました。
ちょっとツイッターで回ってきたCMを見ていて思い出したので、ノートを出してきてその冒頭を書いておこうと思いました。

まぁ、なんでもない、母の教え的なことが書かれているだけのものです。



↓


料理は新しく材料を買って始めるのではなくて
今ある物、早く使わなくてはいけない残り物を
中途半端に残った物を見て
自分ならこれで何が作れるか考えて下さい。

一種類の材料がいっぱいある時
いつもの食べ方だけではなく
焼いたり、揚げたり、煮たり、蒸したりできないか
考えて下さい
たくさん作って保存するのもいいですネ！
自分の家で食べられない分は
おいしいうちに人にあげましょう

新しい物ではなく時間がたってしまった材料は
一度茹でてアクを抜いたり
酒、しょうがを多い目に入れたり
味を濃い目につけたり工夫しましょう

これがなくては、この料理はできない
と、いう事はないので
それに近い材料、調味料でうまくごまかしましょう

そんな事をしているうちに○○ちゃんだけの
料理ができるでしょう

母は子供の頃からあまりお金に困ったことが無い
何かあれば買ってもらえたのか、それとも、あまり物を
欲しがらなかったのか？
ほしい物をがまんする事はそう苦ではなかったし
結婚して、すごーく貧しくなっても
それがけっこう楽しく、ファイトがわいた
お金がないと考えないといけない、工夫しないといけない
動かないといけない、母にとってはみんなプラスになった
あの時代があったから　好きキライはなくなった母
料理もうまくなった
○○もあまりお金を使わず料理が出来るようになったら本物だネ！




高い材料を使わなくてもいいです

安いものでもいいから、新しいものを使いましょう

その為に冷蔵庫に物を入れすぎないように！！

一週間で1度カラにしましょう！！

そうすると冷蔵庫内のふき掃除もまめに出来ます

髪の毛やよごれにもっと敏感になってください

調味料はけちらず使いましょう

多少、材料不足でも、調味料が（ベースになる味）がしっかりしていればおいしくできます。


以上です。



こんな母のノートが、今の私の料理の基本です。
お掃除は未だに苦手だけどね！