私はありました。
実はおっさんはゲイで実家にカムアウトした末に勘当され今も寂しく独り身暮らし・・・とかいうものではなく。
実はオッサンは凶悪な殺人犯で警察の手を逃れるためにこんなド田舎で一人暮らしをしているとか、家の冷凍庫には奥さんの死体が入っているとか、庭には今まで殺した女の人の死体がたくさん埋まっているとか・・・
少し歪んだ方向に妄想力逞しかった気がします。
でも、ありますよね、そういうの。
子供って残酷だから。
今はそこにゲイ要素も加わりより凄惨な妄想内容となっております。
昔から、オッサンに対する興味が尽きなかったみたいですね。
今はオッサンと幼女とかオッサンと少年or青年の組み合わせに弱いです。
なんとかの蝉とかエンドゲームみたいに、実は唯一の肉親(身内)だと思っていたおじさん(父親)が、自分を誘拐した犯人だった・・・とか、自分の両親を殺した犯人だった、とか燃え上がる天国設定です。
両親を交通事故で亡くし、身寄りの無くなった自分を引き取ってくれた遠縁のおじさん(閻魔)
初めは警戒してびくびくと心を許してはいなかった鬼男だけど、閻魔のあまりの家事の出来なさに(洗濯物を凄いためる、掃除機かけない、ご飯作れなくて店屋物ばっか)「僕がしっかりしなければ!」となり、せっせと家事にせいを出し始める。
閻魔は在宅の仕事がいいですね、小説家とか翻訳家とかweb系でもいい本が詰みあがった書斎から殆ど出てこないけど、夕方になるとのそりと出てきて「鬼男くん、散歩に行こうか」っていうのが日課。
初めは「僕は犬猫じゃないんだぞ!」って思っているんだけど、なんだかんだ言ってなれない子供とのコミュニケーションのとり方を考えた結果の行動だとわかり、閻魔に打ち解け始める。
ずっと休学していた学校にも「気が向いたら行くといいよ」と言って、もろもろの手続きを進めてくれた。
授業参観や、運動会や三者面談も「ガラじゃないなぁ」といいながら来てくれた。
進学だって「中学卒業したら働く!」と言う鬼男に「子供が遠慮をするものじゃないよ」と言ってお金を工面してくれた。
この頃には鬼男はもう家事のエキスパートだといいね。炊事洗濯から閻魔のスケジュール管理まで出来る完璧さ。ただ、料理のレパートリーが少ないのとシャツがいつもしわしわなのは直らない。
ささやかな幸せに彩られた穏やかな日常。
しかし、両親の交通事故事件の時効が迫ったある日、その日常が音を立てて崩れ始める。
いつものように家の掃除をしていた鬼男が、普段は入ることを禁止されている閻魔おじさんの書斎の戸が開いていることに気がつく。
興味をそそられ覗き込むと、予想していた通りの散らかりよう。
せめて床に散らばった本だけでも本棚に戻して、掃除機をかけようと部屋に入り大雑把に片付けを始める。
すると本棚の奥に何かが詰まっていて本が上手く入らない。どうせおじさんのことだ、無理やり何かを突っ込んだのだろうと手を伸ばすと、古い菓子の缶が出てきた。悪いこととは思いつつも、好奇心を押さえられずそれに手をかける鬼男。
ばこっと鈍い音を立てて明けられたその缶の中には・・・・古ぼけた新聞のスクラップ記事と、日に焼けた手紙、くせの強い見覚えのある筆跡で綴られた、文章・・・そして、ひび割れ時間の止まった時計。
「おーい、鬼男くんただいまー」
玄関から響いたその間の抜けた声に取り落としそうになった缶を慌てて閉じる。
がくがくと震える手をなんとか落ち着けて缶を元の位置に戻すと、掃除機を抱えて玄関に走った。
「お、お帰りなさい、おじさん」
「ただいまぁ、あれ?掃除してくれてたの?」
「あ、えと・・・おじさんの部屋すごく散らかってたから・・・ごめんなさい、勝手に」
爆発しそうになる心臓を押さえつけ、無理やりに笑顔を作る。
閻魔はいつもの気の抜けた笑顔で「いやぁ、やろうやろうとは思ってんだけどねぇ」と苦笑いをこぼした。
僕は今日の夕飯の話をしながら、右のポケットに押し込んだあの壊れた腕時計の重さを静かに感じていた。
鬼男が見つけたのは、事故のスクラップ記事と、鬼男の父親からの手紙、そして父親が事故直前までしていた腕時計。
このことを切っ掛けに、鬼男は事件と閻魔の関係性について調べ始める。
そんな、ハートフルヒューマンサスペンスな天国が読みたい今日この頃。原稿が終わらない。
実はおっさんはゲイで実家にカムアウトした末に勘当され今も寂しく独り身暮らし・・・とかいうものではなく。
実はオッサンは凶悪な殺人犯で警察の手を逃れるためにこんなド田舎で一人暮らしをしているとか、家の冷凍庫には奥さんの死体が入っているとか、庭には今まで殺した女の人の死体がたくさん埋まっているとか・・・
少し歪んだ方向に妄想力逞しかった気がします。
でも、ありますよね、そういうの。
子供って残酷だから。
今はそこにゲイ要素も加わりより凄惨な妄想内容となっております。
昔から、オッサンに対する興味が尽きなかったみたいですね。
今はオッサンと幼女とかオッサンと少年or青年の組み合わせに弱いです。
なんとかの蝉とかエンドゲームみたいに、実は唯一の肉親(身内)だと思っていたおじさん(父親)が、自分を誘拐した犯人だった・・・とか、自分の両親を殺した犯人だった、とか燃え上がる天国設定です。
両親を交通事故で亡くし、身寄りの無くなった自分を引き取ってくれた遠縁のおじさん(閻魔)
初めは警戒してびくびくと心を許してはいなかった鬼男だけど、閻魔のあまりの家事の出来なさに(洗濯物を凄いためる、掃除機かけない、ご飯作れなくて店屋物ばっか)「僕がしっかりしなければ!」となり、せっせと家事にせいを出し始める。
閻魔は在宅の仕事がいいですね、小説家とか翻訳家とかweb系でもいい本が詰みあがった書斎から殆ど出てこないけど、夕方になるとのそりと出てきて「鬼男くん、散歩に行こうか」っていうのが日課。
初めは「僕は犬猫じゃないんだぞ!」って思っているんだけど、なんだかんだ言ってなれない子供とのコミュニケーションのとり方を考えた結果の行動だとわかり、閻魔に打ち解け始める。
ずっと休学していた学校にも「気が向いたら行くといいよ」と言って、もろもろの手続きを進めてくれた。
授業参観や、運動会や三者面談も「ガラじゃないなぁ」といいながら来てくれた。
進学だって「中学卒業したら働く!」と言う鬼男に「子供が遠慮をするものじゃないよ」と言ってお金を工面してくれた。
この頃には鬼男はもう家事のエキスパートだといいね。炊事洗濯から閻魔のスケジュール管理まで出来る完璧さ。ただ、料理のレパートリーが少ないのとシャツがいつもしわしわなのは直らない。
ささやかな幸せに彩られた穏やかな日常。
しかし、両親の交通事故事件の時効が迫ったある日、その日常が音を立てて崩れ始める。
いつものように家の掃除をしていた鬼男が、普段は入ることを禁止されている閻魔おじさんの書斎の戸が開いていることに気がつく。
興味をそそられ覗き込むと、予想していた通りの散らかりよう。
せめて床に散らばった本だけでも本棚に戻して、掃除機をかけようと部屋に入り大雑把に片付けを始める。
すると本棚の奥に何かが詰まっていて本が上手く入らない。どうせおじさんのことだ、無理やり何かを突っ込んだのだろうと手を伸ばすと、古い菓子の缶が出てきた。悪いこととは思いつつも、好奇心を押さえられずそれに手をかける鬼男。
ばこっと鈍い音を立てて明けられたその缶の中には・・・・古ぼけた新聞のスクラップ記事と、日に焼けた手紙、くせの強い見覚えのある筆跡で綴られた、文章・・・そして、ひび割れ時間の止まった時計。
「おーい、鬼男くんただいまー」
玄関から響いたその間の抜けた声に取り落としそうになった缶を慌てて閉じる。
がくがくと震える手をなんとか落ち着けて缶を元の位置に戻すと、掃除機を抱えて玄関に走った。
「お、お帰りなさい、おじさん」
「ただいまぁ、あれ?掃除してくれてたの?」
「あ、えと・・・おじさんの部屋すごく散らかってたから・・・ごめんなさい、勝手に」
爆発しそうになる心臓を押さえつけ、無理やりに笑顔を作る。
閻魔はいつもの気の抜けた笑顔で「いやぁ、やろうやろうとは思ってんだけどねぇ」と苦笑いをこぼした。
僕は今日の夕飯の話をしながら、右のポケットに押し込んだあの壊れた腕時計の重さを静かに感じていた。
鬼男が見つけたのは、事故のスクラップ記事と、鬼男の父親からの手紙、そして父親が事故直前までしていた腕時計。
このことを切っ掛けに、鬼男は事件と閻魔の関係性について調べ始める。
そんな、ハートフルヒューマンサスペンスな天国が読みたい今日この頃。原稿が終わらない。
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